楽天証券の「かぶミニ」は、1株から買えて便利です。ただし、リアルタイム取引では0.22%のスプレッドがかかります。
一方、SBI証券の「S株」は手数料もスプレッドも無料です。 何が違うのか、トヨタ5株を例に比べました。
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コストならSBI、自由度なら楽天
- 楽天のリアルタイム取引:買い・売りともに0.22%
- 楽天の寄付(よりつき)取引:スプレッドなし
- SBIのS株:売買手数料、スプレッドともに無料
- すぐ売買したいなら楽天、急がないならSBIが使いやすい
SBIのほうが低コストですが、リアルタイム取引や指値には対応していません。
トヨタ5株では往復70円
楽天のかぶミニで、基準価格3,000円のトヨタを5株売買するとします。
買値は「3,000円×1.0022=3,006.6円」です。1円未満は切り上げるため、約定単価は3,007円。5株で1万5,035円になります。
売値は「3,000円×0.9978=2,993.4円」。1円未満は切り捨てるため、約定単価は2,993円。5株で1万4,965円です。
往復コストは70円。表示上は0.44%ですが、端数処理によって少し高くなります。
自分も指値注文で、価格より10円高くしないと約定しないことがありました。売り気配に0.22%が上乗せされる仕組みが影響したようです。
楽天のかぶミニとSBIのS株を比較
| 取引方法 | 売買コスト | 約定タイミング | 指値 |
|---|---|---|---|
| 楽天・リアルタイム | 片道0.22% | 取引時間中 | 〇 |
| 楽天・寄付(よりつき) | 0円 | 前場の寄り付き | × |
| SBI・S株 | 0円 | 前場始値・後場始値・終値 | × |
寄付とは、その日の最初に売買が成立する時です。楽天では前営業日の17時から当日8時45分まで注文でき、スプレッドはかかりません。
SBIのS株は、インターネットなら買付・売却手数料が無料です。スプレッドもありません。
トヨタ5株が3,000円で約定した場合、買付額は1万5,000円です。同じ価格で売れれば、明示的な売買コストは0円になります。
ただし、注文から約定までに株価が動くことがあります。価格を指定できないため、「今の値段で買いたい」「すぐ損切りしたい」という取引には向きません。
楽天のリアルタイム取引は0.22%かかりますが、その場で注文できます。指値も使えるため、値段を決めて売買したいときに便利です。
私はこう使い分けます
- 急がない買い増し → SBIのS株
- 楽天口座で急がず買う → かぶミニの寄付取引
- 狙った値段で買う → かぶミニのリアルタイム指値
- 損切りしたい → かぶミニのリアルタイム取引
短期売買を繰り返すなら、スプレッドのないSBIが有利です。ただし、約定まで待てることが前提になります。
長く持つ株を少しずつ買うなら、どちらも便利です。口座を分けたくなければ楽天、コストを優先するならSBIという選び方もできます。
まとめ
楽天のかぶミニは、リアルタイム取引の自由度が強みです。その代わり、片道0.22%のスプレッドがかかります。
SBIのS株は、売買手数料もスプレッドも無料です。ただし、約定する時間が決まっていて指値は使えません。
単純な優劣ではなく、急ぐ取引は楽天、急がない取引はSBIと分けるのが使いやすそうです。
※制度・手数料は2026年9月21日に確認しました。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。
参考リンク


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