日経平均、一時−2,000円超の急落!半導体株中心に全面安

経済ニュースの感想

📉 日経平均は一時−2,000円超の急落

11月5日(火)の東京株式市場は、前日の米国株安を受けて大幅反落。
日経平均株価は始値 51,291円 からスタートし、
一時は 安値49,073円(前日比−2,000円超) まで下落しました。

終値は 50,212.22円(−1,284.98円/−2.50%) と、
節目の5万円をかろうじて上回る水準で取引を終えています。


💥 半導体株が軒並み安、ソフトバンクG・アドバンテストが大幅下落

寄与度下位では以下の銘柄が日経平均を押し下げました。

  • ソフトバンクグループ:−10.02%
  • アドバンテスト:−5.95%
  • 東京エレクトロン:−4.09%
  • TDK・フジクラ・ファナック なども軒並み安

米半導体株安を受けた売りが広がり、
主力のハイテク株が軒並み大きく調整しました。


🚗 トヨタ決算発表、純利益は前年同期比−7%も通期見通しは上方修正

この日はトヨタ自動車が決算を発表。
2025年4〜9月期の 売上収益は約24兆6,000億円(前年同期比+約1.3兆円)
純利益は1兆7,734億円(−7%) となりました。

一方で、通期の営業利益見通しを3.4兆円に上方修正
減益決算ながらも、堅調な販売とコスト削減努力が評価される内容でした。

しかし、米国での関税リスクや為替の円高警戒感が重石となり、
株価の反応は限定的でした。

🟢 一方、内需・ディフェンシブ株には買い

上昇寄与度上位には、以下の銘柄が並びました。

  • 任天堂:+6.22%
  • ファーストリテイリング:+2.00%
  • 日本ハム・三井物産・伊藤忠商事 なども上昇

海外要因に左右されにくい内需株や消費関連株に資金が向かいました。


💱 為替は153円台半ばで小動き

為替は1ドル=153.63円 前後と、前日比ほぼ横ばい。
為替要因による支えは限定的で、株価下落を食い止めるには至りませんでした。

🔍 今後の注目ポイント

  • トヨタ決算を受けた自動車株の値動き
  • 今週の 米FOMCメンバー発言・金利動向
  • 半導体株の戻り局面 が見られるかどうか

本格的なリバウンドには、米国市場の落ち着きが不可欠です。


🕊️ ことりメモ
トヨタ決算は「減益でも堅調」といえる内容だったけれど、
市場全体がリスクオフに傾いていたから反応は鈍め。
一時−2,000円超という下げ幅は過剰反応の可能性もあり、
明日の値動きでリバウンドの兆しを探りたいところ


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