米国株の上昇が続く中、日本株も日経平均が4万円を突破するなど盛り上がりを見せている。
自分のポートフォリオも全世界株やNASDAQ100など、やっぱり米国中心の構成になっている。
でも、ふと頭をよぎることがある。
「このままずっと米国一強が続くのだろうか?」
「関税の強化や国際関係の変化で、米国を外した経済圏が生まれるのでは?」
そういった未来へのモヤモヤを感じつつも、今の投資方針は大きく変えていない。
だけどだからこそ、「今どう考えてるのか」「どんな備えをしているのか」を一度整理しておこうと思った。
私が考える「未来に向けた投資のヒント」
将来、アメリカが“世界経済の中心”でなくなる可能性もある。
それでも、現時点では米国株を中心に投資している。理由はシンプルで「今が強いから」。
ただし、未来は不確実。だからこそ、いくつかの備えを意識している。
1. 全世界株(オルカン)は「保険」として持っておく
たとえばeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)は、米国中心とはいえ世界中の国に分散されている。
もし今後、米国が伸び悩んだとしても、新興国や他の地域の成長がポートフォリオ全体を支えてくれる可能性がある。
自分で予測しきれない未来にも対応できる“保険”のような役割を果たしてくれる。
2. ゴールドや現金も少しずつ保有
純金ETFを少量だけ購入している。これは有事やインフレへの備え。
株価が下落する局面や、通貨の不安があるときにゴールドが買われる場面もある。
また、現金(円)も一定割合は確保しておくことで、急な相場変動にも対応しやすくなる。
3. 「ひとつの国」「ひとつの資産」に偏らない
いまは米国株が強い状況。ただ、それが10年後も続くとは限らない。
米国株、全世界株、ゴールド、現金と、性質の異なる資産をいくつか持つように意識している。
完璧な分散は難しいが、何かが調子を崩しても、他の資産が支えてくれるような形にしておきたい。
4. 思い込みに縛られすぎない
「米国株一択」「日本株はもう終わってる」といった思い込みには注意したい。
情報をアップデートしながら、自分自身の考え方も柔軟に変えていくことが大切。
未来に対して、構えすぎず、楽観しすぎず、視野を広く持ち続けたい。
🧭 おわりに
未来のことは誰にもわからない。
米国がこのまま世界経済を引っ張るのか、それとも別の国や地域が台頭していくのか。
どんなシナリオが来てもおかしくない。
だからこそ、投資においては“柔らかい頭”でいることを大切にしたい。
今は米国中心でも、必要に応じて少しずつ軸を変えていく。
その時その時の状況を見ながら、自分なりに納得できる形で運用していけたらと思っている。
「分からない未来にも、備えておくこと」。
それが今の私なりの、ひとつの答え。
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