ここ最近の物価上昇や電気代の高騰を見ていると、
ただ銀行に預けているだけでは、お金の価値が目減りしているのを感じます。
でも、投資ばかりに偏ってしまうのも不安。
結局、どれくらい現金を持っておくべき?
そして、インフレにどう備える?
今回は、私が今の環境下で考えている
「現金比率の考え方」と「インフレに強い資産の持ち方」についてまとめてみました。
現金はどれくらい持っておくべき?
「いざというときの備え」としての現金は大切。
でも、「いくら持っていれば安心?」というのは人それぞれ。
世間では、生活防衛資金の目安として
以下のような基準がよく紹介されています👇
ライフスタイル例 | 目安の目安 |
---|---|
安定した収入のある会社員 | 3ヶ月分の生活費 |
子育て・住宅ローンなど支出が多い家庭 | 6ヶ月分前後 |
自営業・フリーランスなど収入が不安定 | 6〜12ヶ月分以上 |
私自身も、日々の暮らしや投資スタンスを踏まえて
「この金額があれば、何かあっても慌てずに済む」と思えるラインを意識しています。
大事なのは、金額の正解ではなく、“自分が安心していられるか”どうか。
状況が変われば、そのラインも変わって当然。だからこそ、見直しが大切なんだと思っています。
現金だけだと資産は守れない理由
インフレ下では、物価の上昇とともに
「同じ1万円で買えるモノが減っていく」=実質的な資産の減少になります。
ちなみに、日本の消費者物価指数(CPI)は毎月日銀や総務省から発表されていて、最近は前年比で2〜3%の上昇が続いています。
👉 日銀の最新CPIデータはこちら(日本銀行)
銀行に預けているだけでは、利息は0.2%前後。
一方、消費者物価は年3〜4%上がることも。
つまり、「実質マイナス成長」となるわけです。
インフレに強い資産ってなに?
インフレ時に「価値が下がりにくい」とされる資産には、こんなものがあります👇
- 🟡 ゴールド(純金上場信託など)
- 🔵 インフレ連動債(海外ETFで購入可)
- 🟢 高配当株やETF(物価上昇に強い企業を含む)
- 🌍 分散型の全世界株(インフレ地域にまたがる)
私は、こういった資産を現金の一部代替として持つようにしています。
私の現在の資産配分(ざっくり)
資産 | 割合 | コメント |
---|---|---|
現金 | 20% | 生活防衛+短期の買付用 |
投資信託(オルカン/NASDAQ100) | 50% | 成長狙い(中長期) |
ゴールドETF | 10% | インフレ対策・守り |
その他ETF・個別株 | 20% | 高配当やテーマ型など |
※このバランスは年齢・ライフスタイルによって最適解が違います。
おわりに:守りと攻めのバランスを考える
「全部現金」も、「全部投資」も、どちらも極端。
大切なのは、自分の生活に合わせた“ちょうどいいバランス”を見つけること。
私もまだまだ模索中ですが、
こうやって自分の現金比率を見直すことで、
インフレにも焦らず対応できる準備が少しずつ整ってきた気がします。
💬 インフレにどう備えるか?についてはこちらの記事でもまとめています👇
👉 【資産を守るインフレ対策】投資してない人でもできる、お金を減らさない知恵
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