CPI下振れで上昇する株は?インフレ鈍化が追い風に!

経済ニュースの感想

米CPIが予想下振れ、インフレ鈍化を示す結果に

米労働省が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、
前年比+3.0%(予想+3.1%)と市場予想を下回り、インフレ鈍化を示す結果となりました。
食料・エネルギーを除くコアCPI
も+3.0%(予想+3.1%)と落ち着きを見せています。

月次ベースでも+0.3%(予想+0.4%)と伸びが鈍化し、
市場では「利下げ時期が前倒しされるのでは?」との見方が強まりました。


米長期金利が一時4%割れ、利下げ期待が再燃

CPI下振れを受け、米10年債利回りは発表直後に一時3.97%まで低下しました。
これは市場が「利下げを織り込み始めた」ことを示すサインでもあります。

その後は4.0%台を回復したものの、
長期金利の低下を背景にNASDAQ100や半導体関連株が上昇しました。
金利低下はグロース株にとって追い風となるため、
株式市場全体がリスクオンに傾いた格好です。


週明けの日本株は「米ハイテク上昇」を引き継ぐ動きに?

CPI下振れのニュースは米国時間の金曜夜(日本時間25日未明)に発表されたため、
日本市場はまだ反応していません。
週明け27日(月)の東京市場が最初の反応となります。

米国では半導体・テック株が上昇しており、
この流れを受けて、東京市場でも以下のような動きが想定されます👇

注目銘柄ポイント
東京エレクトロン米半導体株高を受けて買い戻し期待が強い
ソシオネクストグロース株として再注目される可能性
三菱重工景気敏感株としての動きに注目。円高ならやや上値重い展開も

一方で、金利低下により銀行株は調整の可能性もあります。
為替が円高に振れれば、輸出株の一部にも利益確定の売りが出やすくなりそうです。


ことりのひとことメモ 🕊

CPIの下振れは株式市場にとってポジティブサプライズでしたが、
インフレ鈍化=景気減速」という一面もあります。

過度な楽観に傾かず、

  • 押し目を狙うスタンス
  • チャートのサポートライン意識
  • 米金利とドル円の動きチェック

この3点を意識しておくと良さそうです。

私自身はFANG+を小口で買い増し中
週明けの日本株の反応を見ながら、
半導体セクターにもチャンスがあれば少しずつ拾う予定です。


📈 まとめ

・CPIが下振れ=インフレ鈍化で利下げ期待が高まる
・米長期金利は一時4%割れ、NASDAQ100が上昇
・週明けの日本株は半導体中心に買い戻しが入る可能性


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