楽天証券のランキングでも上位に入るようになってきた「メガ10」。
正式名称は『ニッセイ・S・米国グロース株式メガ10インデックスファンド』で、米国の”今まさに伸びている10銘柄”だけに投資するユニークな商品として一気に注目度が高まっています。
私自身も最近とても気になっていて、「FANG+の進化版みたいな商品だな」と感じたので、この記事ではメガ10とは何なのか、NISAで買うならどう使うべきか、そして夢とリスクの両面についてまとめました。
メガ10とは?
メガ10は、米国の大型株の中から、成長率・業績・時価総額などのデータを基準に10銘柄を選び、“等金額で投資する”インデックスファンドです。
2024年時点の構成銘柄例(3ヶ月ごとに見直されます)
- Microsoft
- NVIDIA
- Amazon
- Meta
- Broadcom
- Tesla
- Eli Lilly(肥満症薬で急成長)
- Visa / Mastercard など
ポイントはここ:
“過去のスター銘柄”ではなく、今まさに伸びている企業を採用するという点。
Appleが外れている時期があったり、Eli Lillyのような意外な銘柄が採用されたりと、成長重視の冷徹な入れ替えが特徴的です。
さらに、年4回(3ヶ月ごと)銘柄が入れ替えされるため、時代遅れとなった企業は容赦なく外れる仕組みになっています。
NISAで買うなら?
メガ10は新NISAの「成長投資枠」で購入できます(2024年11月時点)。
- つみたて投資枠 → 対象外
- 成長投資枠 → 購入OK
そのため、
- つみたて枠: オルカン・S&P500・NASDAQ100
- 成長投資枠: メガ10を”スパイス枠”として少額追加
という構成が現実的です。
シミュレーションで見る「夢」
メガ10は構造的にFANG+と似た「米国トップグロース10銘柄戦略」です。
ただし、より”今の勝ち組”に寄せる仕組みのため、将来リターンのポテンシャルも期待されています。
今回はやや楽観的なシナリオとして、過去のハイテク好調期(年率20〜25%成長)を参考に計算します。
毎月1万円をメガ10に積み立てた場合
| 積立期間 | 最終資産(年率20%) | 最終資産(年率25%) | 元本 | 運用益 |
|---|---|---|---|---|
| 10年 | 約380万円 | 約500万円 | 120万円 | +260〜380万円 |
| 15年 | 約1,150万円 | 約1,750万円 | 180万円 | +970〜1,570万円 |
| 20年 | 約2,900万円 | 約5,300万円 | 240万円 | +2,660〜5,060万円 |
⚠️ 重要:これは”やや楽観的シナリオ”です
- 実際のリターンが年率20〜25%で続く保証は一切ありません
- 過去の最も好調な時期を基準にしているため、現実にはもっと低くなる可能性が高いです
- ハイテク集中のため、値動きが荒く元本割れの期間も長くなり得ます
それでも数字を見ると、「少額積立でも大きく育つ可能性がある」という夢がある投資先であることは確かです。
暴落リスクの現実
メガ10は”良い銘柄を選ぶ仕組み”とはいえ、中身はハイテク10銘柄で構成されています。
そのため値動きは非常に激しく、
- S&P500の2〜3倍動くことがある
- 年間で30〜50%の急落は十分に起こり得る
- 金利上昇局面では下落スピードが加速する
- 個別企業の悪決算の影響をモロに受ける
といった大きなリスクがあります。
この急落に耐えられるかどうかが、メガ10を長く持ち続けられるかの分岐点になります。
私の考え方:メガ10は”スパイス枠”で少額がちょうどいい
私は新NISAのコアには
- オルカン
- NASDAQ100
を置いています。
そのため、もしメガ10を買うなら**成長投資枠で少額だけ持つ”スパイス枠”**という位置づけが最も現実的だと感じています。
その理由は以下のとおり:
- 新NISA枠は長期で確実に育つ資産に使いたい
- メガ10は高リスクのため、少額のほうが精神的に安心
- 銘柄入れ替えがあるとはいえ、ハイテク集中で急落リスクが大きい
つまり、「夢は見たいけど、リスクも理解して現実的に付き合う」
このバランス感覚が大事だと思っています。
まとめ
メガ10は、「今最も伸びている10銘柄だけに集中投資する」という、非常に魅力的で夢のある商品です。
一方で、S&P500よりも大きく、30〜50%の急落に巻き込まれるリスクも高い高ボラティリティ商品です。
投資スタイル別の向き合い方
- 初心者 → まずはオルカンやNASDAQ100を優先
- 経験者 → 成長投資枠で”少額スパイス”として採用
- 長期積立 → 少額でも複利効果は十分期待できる
私はメガ10を、「夢は見たいけれど、NISA枠は堅実に」というバランス型の投資家に向いていると感じました。
※注意書き
- この記事は2024年11月時点の情報に基づいています
- 投資判断はご自身の責任で行ってください
- シミュレーションは将来の成果を保証するものではありません
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