第6章:誤解しやすいポイントQ&A

投資の気づき

ここでは、「国保が上がる仕組み」「特定口座・NISAの扱い」「配当」「年齢別の制度」など、
とにかく誤解しやすいポイントをQ&A形式でまとめて解説します。


❓ Q1. 特定口座で利益が出ると、住民税は上がるの?

→ 上がりません。売った瞬間に住民税まで支払い済みです。

  • 特定口座(源泉徴収あり)は
     税金(所得税+住民税)が“即時確定”で徴収済み
  • そのため翌年の住民税が追加されることはない

👉 会社員は100%影響なし
👉 国保加入者も、住民税は追加で上がらない(ただし保険料は別の話)


❓ Q2. 国保が上がるのはどんな人?

→ 国民健康保険(国保)に加入している人のみ

  • 会社員・公務員など「社会保険(協会けんぽ・組合健保)」加入者
     → 対象外(国保に入っていないため)
  • 影響を受けるのは次の人たち:
    • 個人事業主
    • 無職
    • 早期退職中
    • 65〜74歳の国保加入者

❓ Q3. NISAで利益が出ても国保は上がる?

→ 完全に影響ゼロ。NISAは国保“非課税”。

  • NISAの利益は「非課税」=“所得”に計上されない
  • 国保も、介護保険料も、住民税も、いっさい影響なし

👉 国保世帯にとってNISAは最強の節税策


❓ Q4. 確定申告すると国保は上がる?

→ 申告内容によっては上がります。

次のような場合、確定申告で所得が増える=国保が上がる

  • 配当を「総合課税」で申告した場合
  • ふるさと納税の“寄附金控除の影響で所得調整が変わる場合”
  • 事業所得や副業収入を申告した場合
  • (損益通算は影響なし)

👉 特に配当を総合課税で申告すると、
 **配当所得が国保に入り“保険料が上がる”**点に注意。

⚠ Q5. 配当金の扱いに誤解が多い

現在よくある誤解:

「特定口座(源泉徴収あり)で配当金をもらう → 国保に反映されない」

これは 半分正しくて半分誤り


✔ 正しい理解

  • 特定口座(源泉徴収あり)の配当金は
     本来は“申告不要制度”で国保の計算に含めないことができる

ただし、

  • 自治体によっては“支払調書ベースで把握して国保に含める”場合がある
    (例:御殿場市、荒川区 など)

🔎 結論

多くの自治体では、申告不要制度を選べば国保に含まれないケースが一般的
✔ ただし 自治体差があるので、
 配当が多い人は念のため市区町村に確認推奨


⚠ Q6. 65歳以上の扱いにも誤解がある

よくある誤解:

「65歳になったら後期高齢者医療制度へ移行する」


✔ 正しいのはこう:

  • 後期高齢者医療制度へ移行するのは “75歳以上”
  • 65〜74歳までは国保加入者のまま

✔ 詳細(年齢別)

  • 65〜74歳:国保加入
    • 介護保険料も所得割で上がる
    • 国保の“計算対象”に売却益・配当が反映される
  • 75歳以上:後期高齢者医療制度へ移行
    • こちらも所得割があるが、上昇幅は国保より緩やか

👉 一般に 「60〜74歳の期間」が最も負担が大きい傾向


✨ 第6章まとめ

  • Q1〜Q4 → 誤解しやすい基本ポイント
  • Q5 → 配当は“自治体差がある”ことを明記
  • Q6 → 「65歳ではなく75歳で制度が変わる」点を訂正

応援クリックお願いします🙏

にほんブログ村 株ブログへ

関連リンク

第1章:特定口座と一般口座の違い(NISAとの違いも含めてやさしく解説)

第2章:住民税・国民健康保険(国保)はどうやって決まる?初心者にもわかる仕組み

第3章:影響が“出る人/出ない人”はここで判断できます

第4章:利益額ごとに国保はどれくらい変わる?

第5章:やってはいけない利確/やったほうがいい利確

コメント

タイトルとURLをコピーしました