第5章:やってはいけない利確/やったほうがいい利確

投資の気づき

利確すると国保(+40歳以上は介護保険料)が上がることは分かりました。
では、どんな利確が損につながり、
どんな利確なら問題ないのか?

“税金と保険料の両方の仕組み”を理解すれば、判断が簡単になります。


❌ やってはいけない利確(NG例)


❌ ① なんとなく利益が出たから売る(目的のない利確)

「利益が出てるし、とりあえず売っとこう」が一番避けたい行動。

理由

  • 利益はすべて「所得」として計上される
  • 利益確定に目的がないと、翌年の国保だけ上がって終わる
  • 長期積立の人は、持ち続けたほうがメリットが大きい

※誤解しがちポイント:
「細かく利確=損」は誤り。
年間で同じ利益なら保険料は同じ。
問題なのは“理由のない利確”だけ。


❌ ② 40歳以上で中途半端に大きな利確をする

40歳以上の国保加入者は、介護保険料も“所得割”で計算されます。

そのため利益が増えると、

・国保(医療分+支援金分)
・介護保険料

の両方が増えることになります。

40歳以上では、国保に加えて介護保険料も同時に増えるため、負担感が大きくなりやすい点に注意が必要です。


❌ ③ 年末の“駆け込み利確”(目的がないケース)

「税金対策として売る」と言われるが、これも誤解されやすい。

年末に焦って「今年の利益だけ確定させとこう」と利確すると:

  • 特定口座なら税金(20.315%)は売った瞬間に確定
  • 目的のない利確は翌年の国保(+介護保険料)だけ増える
  • “節税”にはならない

年末に利確するのは、
ポートフォリオ整理など明確な目的がある時だけ にすべき。


✔ やったほうがいい利確(OK例)


① 長期のポジション整理(個別株→インデックスなど)

  • リスク低減
  • ポートフォリオのリバランス
  • NISA枠に寄せる準備
    これは“目的のある利確”なのでOK。

② 資金が必要な時の利確(最優先すべきケース)

生活費や突発支出に必要なら、迷わず利確でOK。

保険料より生活の安定が最優先。


③ 利益が大きく、資金確保のメリットが大きい時

利益が大きいなら、多少の国保UPよりメリットが勝つ。

  • 暴落リスク回避
  • 精神的な安定
  • 住宅購入・教育・大きな支出

✔ ④【重要】NISA口座で利益を確定する(最優先)

NISAなら利益確定しても国保にも介護保険料にも影響ゼロ。
国保加入者は最もメリットが大きい戦略。

  • NISAの利益は「非課税」
  • 所得にも計上されないため、国保も介護保険料も完全に無関係
  • 特定口座で利確するくらいなら、NISA枠に優先して寄せるほうが合理的

✨ まとめ:利確で損しない考え方

  • 目的のない利確は国保だけ上がるので損
  • ❌ 40歳以上は「国保+介護保険料」の二重負担に注意
  • ✔ 目的のある利確はOK
  • ✔ NISAは最強(利益確定しても影響ゼロ)

ようするに、

理由のない利確はNG。
理由のある利確はOK。
そしてNISAは最強。

これが税金・国保を理解したうえでの“正しい利確の考え方”


関連リンク

第1章:特定口座と一般口座の違い(NISAとの違いも含めてやさしく解説)

第2章:住民税・国民健康保険(国保)はどうやって決まる?初心者にもわかる仕組み

第3章:影響が“出る人/出ない人”はここで判断できます

第4章:利益額ごとに国保はどれくらい変わる?


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