新NISAを始めるときに欠かせないのが「どこの証券会社で口座を開くか」です。
NISA口座は1人1口座しか持てず、同じ年に複数の金融機関で利用することはできません。
あとから変更することも可能ですが、積立設定やポイント連携をすべて作り直す必要があり、思った以上に手間がかかります。だからこそ、最初にしっかり比較して選んでおくことが大切です。
証券会社を選ぶときのチェックポイント
- 手数料
株式やETFの売買手数料、米国株を買うときの為替コストなど。 - 投資信託の取扱数
オルカンやS&P500など人気のインデックスが買えるかどうか。 - ポイント制度
楽天ポイント、Vポイント、dポイントなど、普段使っているポイントと相性がいいか。 - 銀行連携
入出金のしやすさや為替の有利さ。 - アプリやツールの使いやすさ
初心者でも操作しやすいか、チャート機能などの充実度。
主要証券会社の特徴
- SBI証券
国内最大級の取扱数。d NEOBANK(旧住信SBIネット銀行)と連携すれば為替コストが安く、米国株をよく買う人に人気。 - 楽天証券
楽天経済圏ユーザーにおすすめ。楽天カード決済で積立ができ、アプリも初心者にわかりやすいデザイン。 - 松井証券
老舗のネット証券。投資信託の買付手数料がゼロで、画面もシンプル。初心者が迷わず操作できるのが特徴。 - 三菱UFJ eスマート証券
MUFGグループの安心感。じぶん銀行と連携でき、銀行ユーザーにとっては使いやすい。 - moomoo証券
米国株に強く、リアルタイムの情報やツールが豊富。アプリはトレーダー向けの設計。
証券会社 | 特徴 | ポイント制度 | 銀行連携 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
SBI証券 | 取扱商品数が国内最大級。d NEOBANK(旧住信SBIネット銀行)と連携で為替コスト安 | Vポイント、dポイント | d NEOBANKとスムーズ連携 | 米国株や幅広く投資したい人 |
楽天証券 | 楽天経済圏との相性抜群。アプリUIが初心者にやさしい | 楽天ポイント | 楽天銀行と連携(マネーブリッジ) | 楽天ユーザー |
松井証券 | 老舗ネット証券。投資信託の買付手数料ゼロ、UIがシンプル | 松井証券ポイント(限定的) | 特定銀行との連携は弱い | 操作をシンプルにしたい |
三菱UFJ eスマート証券 | MUFGグループの安心感。じぶん銀行との連携が強み | Pontaポイント(一部) | じぶん銀行と連携 | MUFG利用者、銀行メインの人 |
moomoo証券 | 米国株に強い。リアルタイム情報やツールが豊富 | ポイント制度なし | 銀行連携は限定的 | 米国株や短期売買に強みを求める人 |
投資スタイル別おすすめ
- 初心者・積立中心 → SBI証券、楽天証券
- 米国株中心 → SBI証券、moomoo証券
- シンプルに使いたい → 松井証券
- 銀行グループ連携を重視 → 三菱UFJ eスマート証券
注意点
新NISA口座は1年ごとにしか変更できません。
途中で「やっぱり他の証券会社に…」と思っても、設定や手続きのやり直しが必要になります。だから最初の選択がとても大事です。
まとめ
新NISAの非課税メリットはどの証券会社でも同じです。
大事なのは「使いやすさ」「コスト」「自分の生活圏との相性」。
自分が長く安心して続けられる証券会社を選ぶことが、資産形成の第一歩になります。
私自身は auユーザー なので、三菱UFJ eスマート証券とじぶん銀行を連携させて使っています。金利優遇や資金移動のしやすさがあり、グループ利用のメリットを感じています。
このように「自分の生活環境や経済圏に合った証券会社」を選ぶことが、長く安心して続けられるポイントです。
👉 参考:じぶん銀行×証券連携の詳細はこちら(三菱UFJ eスマート証券公式)
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