2025年8月資産報告:株式は減少も総資産はプラス

資産報告

📌 はじめに

8月も相場の上下が激しい1か月となりました。米国市場では利下げ観測が強まる一方、景気の先行き不安から株価は方向感を欠きました。日本市場では日経平均が43,000円台を意識する場面もありましたが、月末にはやや失速。為替は円高に振れる局面が目立ち、株価に重しとなりました。

そんな中で私の資産運用はどうだったのか。今回は 投資信託と株式 に絞って、2025年8月の資産状況をまとめます。


💹 投資信託の動き

  • 8月末残高:11,607,679円
  • 前月比:−50,066円

8月の投資信託は月初(8/1)が最も高く、その後はやや下落基調で推移。月末は7月末を下回って終了しました。数字だけを見るとマイナスですが、これは短期的な値動きにすぎません。

私は オルカン(全世界株式)NASDAQ100 を積み立てています。

オルカンの特徴

オルカンは世界中の株式に分散投資しているため、米国株が下げてもヨーロッパや新興国の動きでバランスを取れるのが強みです。8月のように米国が不安定でも大きく崩れず、資産全体の安定を支えてくれました。

NASDAQ100の特徴

一方、NASDAQ100はハイテク株が中心で値動きが激しいのが特徴。8月は前半に下げましたが、後半にかけて少し持ち直しました。短期的には不安定ですが、中長期的な成長を期待して積立を継続しています。

👉 投資信託は8月単月で見ればマイナス。それでも「安定のオルカン」と「成長のNASDAQ100」の組み合わせは、私にとって安心感のある土台です。


🏯 株式(日本株)の動き

  • 8月末残高:1,891,692円
  • 前月比:−237,470円

数字だけを見ると大きなマイナスですが、その理由は「損失」ではなく 利益確定の売却 にあります。

8月19日、日経平均の高値

8月19日、日経平均は月内で最も高い水準をつけました。残念ながら私はそのピークで売却できませんでしたが、その前後で含み益の出ていた銘柄を一部売却しました。

結果的に株式残高は減少しましたが、売却益を現金として確保したことで 総資産全体はむしろ増加 しました。数字上は「株がマイナス」に見えても、実際には資産をプラスに押し上げてくれたのです。

売却の判断理由

私は短期の値動きで慌てて売ることはしません。ただし、含み益が十分に出ているときには「利益を確定する」ことも大切だと考えています。欲張ってピークを狙うのは難しいですし、確保した現金は次のチャンスに備える余力となります。

👉 株式残高は減っても、「安心できる現金」と「資産全体の増加」を得られたことが今回の収穫でした。

📊 2025年8月推移グラフ


このグラフを見ると、投資信託は8/1の水準が最も高く、月末にかけて下がっているのがわかります。
株式は中旬の売却でガクッと下がり、その後は横ばい。数字の増減の背景が視覚的にも確認できます。

🧐 資産管理のスタンス

私は現金比率を比較的高めに保っています。理由はシンプルで、暴落時に備えるためです。
資産運用では「いざという時に動ける余力」がとても大切。株や投信が大きく下がった時に、余力があれば安く買い増しできます。

今回、株を売却して現金を増やしたのもこの考え方に沿っています。

  • 投資信託は長期積立で安定成長を期待
  • 株式は利益確定をしながらリスクを調整
  • 現金は暴落や大きな調整局面に備えて保持

こうしたバランスで運用していると、数字の増減に一喜一憂せずに安心して続けられます。


🔮 9月の展望

9月はイベントが多い月です。

  • 米国の利下げ観測
     景気不安が続けば利下げの可能性が高まり、株価や為替に大きな影響を与えます。
  • Apple新製品発表
     毎年注目されるイベントで、半導体や電子部品関連株に影響が出やすいです。
  • 日本の金融政策
     利上げの可能性が意識されており、銀行株にはプラス要因になるかもしれません。

こうしたイベントを注視しつつ、投資信託は淡々と積立を継続。株式は慎重に見極めていきます。


✅ まとめ

2025年8月は「投資信託は下落」「株式残高は売却で減少」と数字上はマイナスが目立ちました。
しかし実際には 利益確定によって総資産は増加。不安定な相場の中でも、安心感を持って資産を運用できた1か月でした。

資産形成は短期の数字に振り回されないことが大切です。長期投資をベースにしつつ、利益を確保する柔軟さも忘れずに。9月も淡々と積立を続けながら、市場の動きを見守っていきたいと思います。


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