はじめに
2025年8月最終週の資産推移をまとめます。
今週は株式が大きく揺れる場面があったものの、投資信託が安定を見せたことで、総資産全体としては落ち着いた一週間となりました。
今回も「週初(8/25)を基準=100」として指数化し、株式と投資信託の動きを比較しながら、今週の特徴や学びを振り返ります。
1. 今週の資産全体の動き
- 株式:週中に大きく下落(99.42)したものの、週末には回復して 99.87。
- 投資信託:安定した推移を見せ、週末はむしろ 100.11 とプラス圏で終了。
- 総資産:株式のボラティリティを投資信託が吸収し、横ばい圏を維持。
👉 株式の短期的な揺れと、投資信託の安定性が際立った週でした。
2. 株式の推移(8/25=100基準)
- 8/25(月):100.00
- 8/26(火):99.56
- 8/27(水):99.42(今週の底値)
- 8/28(木):99.91
- 8/29(金):99.87
グラフを見ると、週中に急落 → その後回復というV字型の動き。
背景には米国の金利見通しや為替相場の変動があり、日本株全体に売り圧力がかかったと考えられます。
3. 投資信託の推移(8/25=100基準)
- 8/25(月):100.00
- 8/26(火):99.56
- 8/27(水):100.01
- 8/28(木):100.15
- 8/29(金):100.11
株式が大きく揺れたのに対し、投資信託は安定して推移しました。
特に8/27以降はプラス圏に入り、長期・分散投資の強みを示す結果となっています。
4. グラフで見る今週の資産推移

青線(株式)は週中に下落し、オレンジ線(投資信託)は安定〜微増。
グラフで見ると、両者の対照的な動きが一目で分かります。
5. 今週の振り返りと背景
- 株式市場は米国長期金利や為替の変動に敏感に反応。特に週半ばは投資家心理が悪化し、一時的に売りが加速。
- 一方で投資信託(特にインデックス投資)は、短期的なイベントに左右されにくく、資産全体の下支えとなりました。
- このように「株式のボラティリティを投資信託が吸収する」構図は、ポートフォリオ運用における大きなメリットです。
6. 学び:安定した資産形成のために
今回の結果から得られる学びは以下の通りです。
- 株式は短期的に大きく揺れる
- 週単位でも数%の変動は珍しくなく、イベント週では急落もあり得る。
- 投資信託は安定の柱
- 分散投資されたインデックスファンドは、下落局面でも安定を維持。
- 株式の変動を和らげ、資産全体の安定性を高める。
- 短期より長期に注目
- 週中に下げても、週末には戻るケースが多い。
- 目先の動きに振り回されず「長期の成長トレンド」を信じる姿勢が大切。
7. 来週以降の展望
- 来週からは9月相場がスタート。
- 米国の利下げ観測や日銀の金融政策が焦点になりそうで、短期的には変動が激しくなる可能性あり。
- ただし、投資信託を軸に据えていれば安定感を持って資産形成を続けられるでしょう。
まとめ
- 株式は週中に急落したが、週末にはほぼ回復。
- 投資信託は安定を維持し、資産全体のクッション役に。
- 今週の結果は「分散投資・長期投資の強み」を改めて実感させるものでした。
来週は月替わりとなり、8月全体の月次まとめもあわせて振り返る予定です。
月単位で見ることで、さらに資産推移の大きな流れが分かるはずです。
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