はじめに
投資を始めたばかりの頃は、日本株を買っては翌日に売る、ひどい時はその日のうちに手放す…。
今思えば「損をしたらどうしよう」という不安が強くて、落ち着いた判断ができなかったんだと思います。
そんな私でも、毎朝のちょっとした習慣を取り入れただけで、気持ちに余裕が生まれました。
朝5時に起きて、布団の中でスマホを片手に“軽く市場チェック”。
それだけで「今日の相場の空気感」を感じ取れるようになったのです。
なぜ朝のチェックが大切なのか
株や為替は、私たちが寝ている間も動き続けています。
特に米国市場の動きや為替は、日本株に大きな影響を与えるので、朝の時点で知っておくと安心です。
大事なのは、全部を深掘りすることではなく、ざっくりと方向感をつかむこと。
「今日は強そうかな」「注意が必要な日かも」くらいの感覚を持っておけば、無駄に焦ることが減ります。
私の朝ルーティン(布団の中で完結)
1. 米国株の指数(Nasdaq100・S&P500)
アメリカ市場の主要指数をチェック。
前日比がプラスなら「安心感があった」、マイナスなら「ちょっと警戒かな」と考えるだけ。
チャートを深読みせず、シンプルに「上がったか下がったか」だけを見ています。
2. 日経平均先物
次に日経先物を確認。
前日比でプラスなら「買いが入りやすいかも」、マイナスなら「弱いスタートかも」とイメージ。
米国株が好調でも、先物が弱いときは「日本独自の要因があるんだな」と意識できます。
3. 為替(ドル円)
円高・円安は、日本株の地合いに直結します。
たとえば円高が進むと輸出株に逆風、円安なら追い風。
1円の動きで企業の利益が数百億単位で変わることもあるので、ここは必ず確認します。
4. 経済指標カレンダー
最後にInvesting.comなどで経済指標の予定をチェック。
「今日はCPI発表があるな」「雇用統計の日か」といった予定を頭に入れておくだけでも十分。
無理に予想する必要はなく、「今日は相場が荒れるかもしれないな」と意識するだけです。
続けて感じた変化
このルーティンを取り入れてから、投資スタイルが少しずつ落ち着いてきました。
- 以前のように「怖いからすぐ売る」ことが減った
- 無駄な売買が減り、投資判断に余裕ができた
- 相場に振り回されず、自分のリズムで向き合えるようになった
短期で慌てて売買していた頃に比べると、今はずっと穏やかな気持ちで投資できています。
まとめ:無理せず“整える”投資へ
毎朝5時にスマホで指数や為替をざっと見る。
たったそれだけの習慣ですが、投資に対する心構えが大きく変わりました。
投資は「がんばる」ものではなく、生活のリズムの中で自然に整えていくもの。
これから投資を続ける方も、自分に合った“ちょっとしたルーティン”を作ってみてはいかがでしょうか。
📝 小鳥メモ
朝はまだ頭がぼんやりしているからこそ、軽く確認するくらいがちょうどいい。
応援クリックお願いします🙏

コメント