はじめに
暗号資産(仮想通貨)に興味を持つ人は年々増えています。
ただ「どれくらいの割合で持てばいいの?」「どのコインをどんな比率で保有すれば安心?」と悩む方も多いでしょう。
私自身も最初は迷いましたが、投資を続ける中で 資産全体に対する割合 と 暗号資産内での配分 の両方を意識するようになりました。
この記事では、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)の特徴を整理しつつ、実際にどのくらいの比率で持つのが現実的かを紹介します。
初心者の方でもわかりやすいようにまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
暗号資産投資の基礎とリスク
暗号資産が注目される理由
- 株や債券以上に大きな値動きがあり、短期でリターンを狙える
- ブロックチェーン技術という革新的な仕組みを背景に持っている
- 世界中で投資対象・決済手段として存在感を高めている
暗号資産に潜むリスク
- 価格変動リスク:1日で10%以上の値動きが発生することも珍しくない
- 規制リスク:各国政府の規制や方針転換で大きく価格が動く
- セキュリティリスク:取引所ハッキングや管理ミスで資産を失う可能性
👉 だからこそ「余裕資金で投資する」「長期目線で保有する」「分散する」ことが基本戦略になります。
ビットコイン(BTC):デジタルゴールド
- 世界で最初に登場した暗号資産であり、もっとも信頼度が高い
- 発行上限は2100万枚と決まっており、インフレに強い
- 「デジタルゴールド」と呼ばれ、価値保存手段として世界的に注目されている
💡 私の考え
暗号資産を持つならまずはビットコインが基盤。長期的に生き残る可能性が最も高いからです。
イーサリアム(ETH):ブロックチェーンの基盤
- スマートコントラクトを実行できる世界最大級のプラットフォーム
- NFTやDeFi(分散型金融)の多くがイーサリアム上で動いている
- 開発者数や利用者の多さからエコシステムが強固
💡 私の考え
ETHは「インターネットの基盤」として拡大する可能性があり、長期で保有する価値が高いと考えています。
リップル(XRP):送金に特化
- 国際送金に特化した暗号資産
- 銀行や金融機関との提携が多く、実用性に強み
- 高速かつ低コストで送金できる点が特徴
💡 私の考え
ボラティリティは大きいものの、金融インフラとの連携を背景に実需に基づいた成長が期待できます。
資産全体に対する割合の目安
暗号資産をどのくらいの割合で持つべきかは、最初に考えるべき重要なテーマです。
専門家や調査データから見る目安
- ファミリーオフィス平均:暗号資産保有率は 約1.8%
- 金融アドバイザー推奨:2〜5%程度が多い
- シミュレーション研究(VanEck):株60:債券40に加え、暗号資産を 最大6% 入れるとリスク調整後のリターンが改善
- 強気派(リック・エデルマン):リスク許容度に応じて 10〜40% を推奨するケースもある
- 個人投資家(SNS):2%の人もいれば、60%以上入れる人も。ただし中央値は 5〜10%以下
👉 まとめると、現実的には資産全体の5〜10%が妥当。
さらに「暗号資産+ゴールドで10〜15%に抑える」といった戦略も現実的です。
暗号資産内での配分例
資産全体で5〜10%を暗号資産に充てるとして、その中をどう配分するか。
私の目安は以下のとおりです。
- BTC:50%(デジタルゴールドとしての信頼性)
- ETH:30%(プラットフォームとしての成長性)
- XRP:20%(金融機関との連携による実用性)
例えば総資産3000万円の場合、暗号資産を150〜300万円にし、その中をBTC・ETH・XRPに分けるイメージです。

暗号資産を持つときの注意点
- 余裕資金で投資する:生活費に手を出さない
- 長期目線で保有する:短期の上下に振り回されない
- 保管方法を工夫する:ハードウェアウォレットや信頼できる取引所を利用する
まとめ
- 暗号資産はリターンも大きいがリスクも大きい
- 資産全体では 5〜10%程度 が現実的な目安
- 暗号資産内では BTC50%・ETH30%・XRP20% をひとつの基準にできる
- ゴールドなどの守りの資産と合わせて、全体で 10〜15%以内 に収めるのがおすすめ
暗号資産は「夢を見たい人」なら大きく入れる選択もありますが、現実的には少額から始めてバランスを取りながら運用するのが安心です。
自分のリスク許容度を理解し、長期で向き合える範囲で投資を楽しみましょう。
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