今週の結論(ざっくりまとめ)
- 資産全体は 先週比+1.3% と上昇
- FANG+やNASDAQは堅調 で高値圏を維持
- 日本株は関税交渉の進展報道 を背景に輸出株中心に上昇
- NISA成長投資枠の使い方は引き続き様子見
今週のマーケット背景
米国株(FANG+中心)
今週の米国市場は、引き続きテック株が主導しました。特にFANG+(Meta・Amazon・Apple・Netflix・Googleなど)の銘柄群は、生成AI需要の拡大や好調な決算発表を背景に底堅い動きを見せました。
- Apple は新製品発表期待が株価を押し上げ
- Amazon はクラウドサービス(AWS)の需要回復が好感され上昇
- NVIDIA はAI需要を背景に依然として高値圏を維持
米国の長期金利が落ち着いていることも、成長株にとって追い風となりました。結果的にNASDAQは高値圏を維持し、投資家心理も改善しました。
日本株
一方の日本株は、日米の関税交渉妥結のニュースが大きな材料となりました。輸出関連株を中心に買いが入り、自動車株や電機株が上昇。日経平均株価も堅調に推移しました。
- 自動車株:円安基調と関税リスク後退で大幅上昇
- 電機株:海外売上比率が高いため、為替・関税ニュースの恩恵を受けた
- 内需株:好材料は乏しく、相対的に伸びは限定的
為替はドル円が円安方向に進み、日本株には追い風が吹いた一週間でした。
コモディティ・その他市場
- ゴールド は横ばい推移。インフレ対策資産としての役割は薄れつつありますが、分散投資先としては依然として有効。
- 原油 は小幅上昇。エネルギー株にとっては支えとなる動き。
総じて、リスクオンの雰囲気が強まり、株式市場全体には追い風の1週間となりました。
資産サマリーと内訳
今週時点での私の資産構成は以下のとおりです。
- 投資信託:約70%
- 主力は「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」と「ニッセイNASDAQ100」
- オルカンは全世界分散型でリスクを抑えながら長期成長を狙えるのが強み
- ニッセイNASDAQ100は米国の成長を取り込む目的で運用しており、テック株中心の強さを享受できる
- 米国ETF:約20%
- 楽天SCHDなどを保有
- SCHDは高配当・安定性を重視したETFで、成長株中心のNASDAQと組み合わせることでバランスを取っている
- 日本株+ゴールドETF:約10%
- 日本株は優待や配当狙いの銘柄を中心に構成
- ゴールドETFは大きな値動きはないが、資産全体のリスク分散として保有
- 現金:一部温存中
- NISA成長投資枠を使うための準備資金として確保
👉 投資信託でグローバル分散を確保しつつ、米国ETFや日本株で補強、さらにゴールドで守りを入れるという構成です。長期投資を前提に、攻めと守りのバランスを意識しています。
今週の出来事・売買
- FANG+を1万円分スポット購入
- 野村不動産 が含み益中(利確は保留中)
- 楽天グループ はわずかに下落、引き続きホールド
米国株は好調ながら高値圏にあるため、買い増しは最小限にとどめました。日本株については、利確を急がず、配当・優待を狙ってホールドを継続しています。
気づきと雑感
- 米国株:ハイテク株の強さは続いているが、NASDAQはやや過熱気味。新規投資は慎重にした方がよさそう。
- 日本株:関税合意で一気に買いが入り、外需関連株が上昇。ニュースひとつで大きく動くリスクも実感。
- ゴールドETF:大きな動きはなかったが、資産全体の安定性を支える存在。株が上がっているときでも安心感がある。
👉 今週改めて感じたのは「材料が出たときに慌てて飛びつかないことの大切さ」。投資は長期戦なので、冷静さが何より重要だと実感しました。
来週の戦略メモ
- NISA成長投資枠の残りの使い方を再検討(つみたて枠はオルカンで自動設定中)
- NASDAQが過熱感を帯びているため、様子見を基本とする予定
- 優待銘柄の動向と配当取り戦略を整理し、秋に向けて資産をどう分散させるかを検討
まとめ
2025年7月第4週は、FANG+銘柄の堅調さと日米関税合意による日本株の上昇が印象的な一週間でした。
私の資産は先週比+1.3%と順調にプラス推移。米国株と日本株の両方で追い風を受け、全体として安定感のある成績となりました。
来週は米国経済指標や為替動向に注目しつつ、NISA枠の使い方を再検討する予定です。
「買わない勇気」も持ちながら、長期投資を軸に資産運用を続けていきます。
記録:2025年7月25日(第4週)
※本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の推奨を目的としたものではありません。
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