はじめに
暗号資産(仮想通貨)に興味はあるけれど、
「税金ってどうなるの?確定申告が必要?」「売ったら税金かかるの?」
と不安に思っている人、多いんじゃないでしょうか。
今回は、暗号資産の税金のしくみと、私自身が注意しているポイントをまとめました✨
初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
暗号資産の利益は「雑所得」扱い
日本では、**暗号資産で得た利益は「雑所得(総合課税)」**として扱われます。
つまり、
- 株や投資信託のような「分離課税・20%固定」ではない!
- 所得が高くなると税率も上がる仕組みです(最大55%)
税金がかかるのはこんな時
行動 | 税金の扱い |
---|---|
ビットコインを売却して利益が出た時 | 利益分に課税 |
ビットコインでイーサリアムを交換した時 | 差額が利益とみなされ課税 |
ビットコインを使って買い物をした時 | その時点の利益に課税 |
⚠️「売却していなくても使ったり交換したら課税対象になる」のが注意点!
計算方法のイメージ
例:ビットコインを10万円で買って、20万円で売った場合
→ 利益10万円 → その年の雑所得に加算され、所得税+住民税がかかる
税率の目安(※所得に応じて変動)
所得(給与+雑所得など) | 税率(所得税+住民税) |
---|---|
~195万円 | 約15% |
330〜695万円 | 約20%〜30% |
900万円以上 | 約33%〜43% |
1,800万円超 | 最大55% |
確定申告は必要?
- 年間の雑所得が20万円を超える場合 → 確定申告が必要
- 給与所得のみで、暗号資産の利益が20万円未満 → 申告不要なケースもあり
私が気をつけていること
-
取引履歴はしっかり残しておく
→ 取引所からCSVでダウンロードしておくと便利 -
年末時点で含み益でも、売ってなければ課税されない
→ 焦って売らないように注意 -
交換・買い物も課税対象になることを忘れない
→ ウォレット決済や別通貨への交換も要注意 -
利益が大きく出た年は税金分を確保しておく
→ 確定申告後に「税金払えない…」とならないように!
よくある誤解
誤解 | 正しい理解 |
---|---|
「売ってないから課税されない」 | → 交換・使用でも課税されることがある |
「利益20万以下なら完全に無税」 | → 副業など他の雑所得と合算されることも |
「税金は仮想通貨で払える」 | → 払えません!円で納付です! |
さいごに
暗号資産は面白くて将来性もありますが、税金の知識がないままだと損をする可能性も。
私はまだ小さな金額で楽しんでいますが、取引履歴の保存や課税タイミングの把握は意識しています。
もし大きな利益が出たら税理士さんに相談するのもアリですね💡
「買って終わり」じゃなく、「ちゃんと守る」ことも大切にしたいなと思っています。
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